マタニティ、授乳写真から始まり、その後、100日記念(お宮参り)、ハーフバースデー、ファースト(1歳)バースデー、入卒園、七五三、入卒業、とお子様の記念写真の需要は多くあります。これ以外にも、桃の節句、端午の節句、ハーフ成人式、家族写真など、その時その時の成長記録をいい形で残したいですね。
しかしながら、都内だけでもこども写真館は数多くあります。それぞれ特徴が異なり、また、料金体系も複雑で、自分に適した写真館がどこなのか、その選定に迷って(困って)しまいますね。
本特集では、ご自分のニーズに合ったこども写真館をどう選べばいいのか、どこがニーズに合致しているのか、の判断の一助になればとまとめてみました。
お子様の記念写真は各々一生に一度の大切な日。是非、以下を読んでご自分に適した写真館を選んで、一生残る素敵な想い出の写真を撮影ください。
まず、こども写真館には大きく分けて、
スタジオアリス、スタジオマリオ など
ライフスタジオ、プレシュスタジオ など
があり、それぞれの主な特徴は、
となります。
従って、ポップなドレスなどをかわいく数多く着せて撮りたい人は、スタジオアリスやスタジオマリオに代表される「商業施設内こども写真館」が向いているでしょう。それぞれ全国に400とか500とかあるので、お近くの商業施設内にもあると思われ、交通の便もいいはず。このカテゴリーの写真館は、有名ブランドや著名人とのかわいいコラボ衣装が数多く用意されています。
対して、撮影写真をデータで受け取りたい(概ね70枚前後)人や、貸切り型でゆったりナチュラルなこどもの表情写真を望む人はライフスタジオやプレシュスタジオに代表される「一軒家貸切型こども写真館」が向いているでしょう。こちらは2時間程度、まるで友達の家に遊びに来たかのように貸切り型の一軒家内でお子様が遊んでるところを撮っていくので、より自然な表情の写真が撮れます。
商業施設内こども写真館は大規模展開しているので知らない人は少ないですが、一軒家貸切型こども写真館は2004年くらいに韓国発祥のライフスタジオが始めた形態で、以後、プレシュスタジオなどが参入した、比較的新しい撮影スタイルの写真館で、その認知度はまだ低いです。
このように、各写真館はそれぞれ一長一短ですが、どこのスタジオで撮ってもその料金は決して安いものではありません。「レンタル衣装量」、「料金」、「写真品質」、「撮影中の快適さ」などを十分に比較検討したうえでご自分に合った写真館を選びましょう。
ちなみに「これまでは商業施設内こども写真館でばかり撮っていた」という人は、ライフスタジオやプレシュスタジオに代表される「一軒家貸切型こども写真館」も一度試してみても良いかも知れませんね。
また、「一軒家貸切型こども写真館」で検討する場合、細かいところで言うと以下あたりも重要です。
昨今はカメラ自体の性能が向上し、素人でも画質の良い写真が撮れるようになりました。では写真館にわざわざ足を運ぶ意味は何でしょう?もちろん、普段、撮影担当のパパも写真に入れる(笑)ことや、かわいい小物・内装背景や、無料のレンタル衣装もその理由の一つですが、最終的には構図・(被写界深度など)撮影技術になります。HPの「About US」ページや「スタッフ紹介」ページで、カメラマンのキャリアの長いスタジオを選定されることをお薦めします。
撮影基本料を抑えオプション代金が高いスタジオもあります。アルバムなどオプション商品を購入の場合は、料金比較は、着付け・ヘアメイク代金も合わせた支払総額で比較しましょう。また、車で行く人は専用無料駐車場があるかどうかも確認が必要です。撮影は長ければ3時間に及ぶことも。有料の場合バカにならないし、専用駐車場が用意されてないスタジオでは「周囲の駐車場がどこも空いてない」といった非常事態も起こりかねません。
枚数が多くても選別されていないブレた写真が多くては意味がありません。CD内の全データは適切に選別され、トリミング(簡易編集)されたものである事が理想です。
最後に、候補を2〜3個程度に絞れたら、周囲にそのスタジオに行ったことのある友人・知人がいないか聞いてみましょう。やはり実際に撮影したことのある人の話は有効です。サービスから写真品質に至るまで、丁寧に正直な印象を聞けるでしょう。また、もし時間が取れればスタジオ下見も、実際にスタジオを見て、撮影環境・写真をイメージできる意味で有意義です。
以上、参考になりましたでしょうか。繰り返しになりますが、ご自分のニーズに合った写真館で、お子様のたった一度の大切な記念写真を撮れることを編集スタッフ一同、心よりお祈りしています。